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Monthly Report (月間報告) 2005年12月


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◇  “Ashamaa” [アッシャマ・メール版]
◆  エチオピアから月間報告    2005年12月

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◆ 今月のもくじ◆

◇ ご挨拶と近況: 新年ご挨拶
◇ プロジェクトアップデート: モニタリングから
◇ 今月の「はまったモノ」:ティグレの蜂蜜
◇ そのほかの出来事
◇ 今月の言葉
◇ 覚えてほしいこと、祈ってほしいこと・・・
◇ あとがき

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◇ご挨拶と近況◇

新年明けましておめでとうございます。エチオピアで迎える最後の新年となりました。これまでの皆様のご支援を心より感謝申し上げます。今年もどうぞご支援、お祈りをよろしくお願いいたします。

さて、エチオピアカレンダーでは今週の土曜日がクリスマスなので、まったく新年をお祝いするという感覚から程遠いものです。先週の年末、そして今週のお正月は通常勤務です。年越しだけはアジスアベバにいる日本人の友人たちと過ごしました。

いよいよ2006年。未だ続く政情不安の中で新年を迎えるエチオピア。果たしてこのまま現政府の強引な政治の舵取りが続くのか、もしくはすべてがひっくり返るのか、まったく予想がつきません。

一方、私のほうは3月での任期終了に伴って帰国をします。残る三ヶ月の間に、仕事のまとめ、後任への引継ぎや最後のお客さんの受け入れをします。現在のところ、その後の進路が確定しておりませんが、これまでの活動を振り返る意味で留学を希望しています。新たな動きがあるであろう2006年。大きな期待をもって歩みだしたいと思います。

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◇ プロジェクトアップデート(活動報告)◇
今月は、サシガ、そして周辺地域で実施されているプロジェクトに関して、今年の活動進捗を評価して次の年の計画に活かすためのモニタリングが行われました。少なくともモニタリングは3ヶ月に1回は実施するものですが、今回は今年全体の動きを振り返り、達成したことを共に評価し喜びあい、また反省点をまとめて来年向上すべき点を確認しあうものでした。

細かいモニタリングの内容には触れませんが、このプロセスはプロジェクトのスタッフのみならず、私にとって大きな勉強になる機会です。一つ一つの活動を追っていくと、大概は色々な問題点が浮かび上がってきて、話し合いのモードが、日本で言う「反省会」で、とてもネガティブなものになってしまいます。エチオピア人も日本人に似てかなりじめじめしたところというか、失敗などを後に引っ張る癖がある人が結構いるものなので、そこから次に活かすために心の方向転換を促すのにとても時間が掛かります。話しあいの最中にはある程度問題解決の糸口が見え、何をすべきかも皆にとって明確であったのにも関わらず、会議の後になって個人的に歩み寄って「実はあの時うまくいかなかったのは・・・」と、まだ後ろを見ているケースがあります。

他人に「もっといい面を」「次に活かそう」とアドバイスされるだけで解決するものでもありません。結局はその人の見方、考え方が少しずつ変えられる必要があるわけですが、そのためにはよい習慣の積み重ねが欠かせません。そして、それは日々の小さな出来事の中で実践できるものです。そうすると例えば、自分がスタッフと電話で話している時に使っている言葉なども大きく影響しているのかと思うと、かえって自分も反省してしまいます。

プロジェクトモニタリングは、何より活動の反省、スタッフへのアドバイスということよりも、その過程に携わる自分自身を振り返る意味が大きいなあと教えられるものでした。

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◇ 今月の「はまったモノ」◇

ティグレの蜂蜜

同僚にエチオピア北部のティグレ出身の方がおり、彼から特産物である蜂蜜を持ってきていただきました。蜂蜜は蜜の元となる花の種類によって大きく味が異なります。
このティグレの蜂蜜は真っ白。蜂蜜は黄色や茶色っぽいイメージのある私としては、驚きでした。そして、何よりもティグレという地域は乾燥して植生が乏しく、いまでも食糧援助などが行われている貧しい場所なのですが、そこに辛うじて育つ小さな雑草のように自然に生えている植物の花から、この白く、そして何より甘い蜜が作られるのです。一見人間からしたら何も価値を見出せない植生から、すばらしい蜂蜜をつくり出す蜂たち。終わりの見えない援助が行われ、人々がそれに依存する一方で、自然はその為すべきことを普通にこなし、逆に人間に益をもたらしている現実。人間には不可能と思われることを可能にしてしまう自然のすばらしさを教えられます。また、エチオピアに希望を再発見させられる経験でした。とにかくとってもおいしい蜂蜜です!



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◇ そのほかの出来事◇

・ サシガプロジェクトを含めたエチオピア西部にあるプロジェクトのモニタリング。2006年の行動計画作成。

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◇ 今月の言葉◇

「主は、私の光。私の救い。だれを私は恐れよう。主は、私のいのちのとりで。だれを私はこわがろう。」
       旧約聖書・詩篇27編1節
    
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◇覚えてほしいこと、祈ってほしいこと・・・◇

1. エチオピア政情。11月の暴動から少し落ち着きを取り戻したように見えましたが、やはり今月になってもアジスアベバや地方都市で、特に高校の学生達が小さなデモなどをし、それに警察隊が殴りこむように介入し、多くの学生が逮捕されて続けています。治安に問題はありませんが、現政府は色々なところで勃発する住民の怒りに対し、その場限りの火消しをやっているだけで、根本的な解決につながるようなことを全くしていません。逮捕された野党党首の裁判などが1月中に行われる予定ですが、これもダラダラと延期されることが予想されています。真の解決、平和のためにお祈りください。
2. 日本にいる家族の健康のため。
3. 来年3月以降の進路のため。

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◇あとがき◇

あいのり学校完成式の様子。見ていただけたでしょうか?多くの方から反応をいただきましたが、学校の様子はほんの一瞬だけしか放映されなかったようですね。でも、あの人気番組での一分だけでも大きなことです。あいのり学校はしっかり運営され、子供たちも喜んでいます。ピンクの色もいまでは地域に馴染みつつあります。

日本の七草粥の日に、エチオピアはクリスマスです。

それではまた

森田哲也




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